1951-05-11 第10回国会 参議院 建設委員会 第14号
○石川榮一君 御説のように、全般の農地に関しましても、いろいろ研究をいたしたのでありますが、この農地の耕地整理、或いは土地の交換分合とかいうようなものも、勿論これは間接的には関係しておりますが、これは食糧増産の面から農林省が主宰して主食の増産、食糧確保という大きな行政が農林省にありますので、そこまでタッチしなくても、利根川総合開発といたしましても、灌漑、排水、要するに線用排水幹線事業、或いは干拓事業
○石川榮一君 御説のように、全般の農地に関しましても、いろいろ研究をいたしたのでありますが、この農地の耕地整理、或いは土地の交換分合とかいうようなものも、勿論これは間接的には関係しておりますが、これは食糧増産の面から農林省が主宰して主食の増産、食糧確保という大きな行政が農林省にありますので、そこまでタッチしなくても、利根川総合開発といたしましても、灌漑、排水、要するに線用排水幹線事業、或いは干拓事業
さようにいたしますと、どこで利根川の総合開発性をきめるかということになりますが、私どもはそこはおのおのの常識で考えまして、用排水幹線事業、要するに今国、県等がやつております用排水幹線事業をこのうちに入れまして、あとの小水路或いは耕地整理による溝というものにつきましてはその計画には入れないで、それはおのずからその地方々々における公共団体或いは地方々々に任せるべきである、基本的な国費の主なる補助により、
いわゆる用排水幹線事業にあたるものがこれでございます。事業の施行につきましては、原則としてはこれは既耕地の改良の問題でございますので、地元からの申請があつた場合にやることにいたしたい。但し特に必要がある場合には、農林大臣が積極的に行うこともできるというふうにいたしたいと考えております。